#コロナ離婚 を考察する
わたしの周りでは聞かないコロナ離婚
わたしの周りでは、光回線が無かったので同棲しました!とか、毎日一緒に居れて楽しい!とか、妊娠しました!など、素敵な話が多いのです。
しかし、ニュースサイトなどのメディアとかにはコロナ離婚の文字が見えたりします。
恐らくゼロではないけど、そんな話はあるんだろうとは思い読んでみると、とても違和感を感じました。
今回、その違和感を考えてみました。
※ブログ主は、既婚男性で子供が居ます。
離婚数を見る
前提として離婚数を確認します。
エンジニアなら当然の行動ですね。
厚生労働省の平成21年度「離婚に関する統計」の概況 があります。(10年以上前のデータなので少々古いかも、ちなみにさらに古いデータも似た傾向でした)
www.mhlw.go.jp
表3を見ると月ごとの離婚数が出ており3月が一番多く次が4月で、10月12月と続きます。
感の鋭い方なら、これらの共通点は何かの区切りに離婚していることに気付くでしょう。
新しい年に独身に戻りたいとか、子供のいる家庭なら子供が成長したらとか、転職するとか、そういうライフプランの変化でのタイミングと推測されます。
このことから、元から3月に離婚が多く、コロナと離婚は関係ない気がします。
メディアを見る
ここで気になるところを3つ引用します。
- 妻のストレスの原因は「家事をしない夫」
- 妻には妻のやり方があるので、そのやり方に沿わないということで怒られたりっていうのはよくあります
- 家に帰ってから1番気になることが、手洗い・うがいをしない。「俺はコロナにならない」とか「絶対にうつらない自信がある」
「家事をしない夫」については、昭和か!と突っ込みたいところで、今どき家事を手伝わない夫は絶滅危惧種で、そういう人を見つけてくるのが逆にすごいなーって感じました。
(50代以上なら、良くある話なのかな?)
「妻には妻のやり方」については、手伝うときに説明を聞かずに手伝うときに、このようなことが起きます。
つまり、このケースも家事を手伝っていない可能性が高く、先程の家事をしない夫と大差無いです。
「俺はコロナにならない」については、子供でも手洗いしますけど!人としてダメなんじゃないですか?話にならないケースを例に出しても意味無いです。
やっぱりコロナと離婚は関係無いんじゃないんですかね??
そもそも
コロナ離婚に同調した人は、コロナに関係なく元から夫婦生活には危機が来ていると認識したほうが良いです。
リモートワークしてても、家事は手伝うものです。
昼飯が自動的に出てきて、食べ終わったら自動的に片付けがされるのなら、それはレストランです。
料理を作らなくても食器は洗いましょう!10分かからんし、それで仕事が遅れるわけない。
食器洗いしないなら、食洗器買いましょう。
そして、手伝うとき我流でやらない、説明を聞いてお互いの齟齬を無くしましょう。
手洗いうがいは、コロナ関係なくやれ!!!!
わたしが気を付けていること
リモートワークだから特別に家で気を付けていることが、ほとんど無いわたしですが、少しだけ気を付けていることと感じているのを4つあげます。
- 毎日の定型的なことは「終わりました」と報告しない。
- 食器洗いや洗濯は終わって当然だからね。
- リモートワークだからといっても、部屋にこもらない。
- 会話大事!
- リモートワーク中でも、子供の勉強を少しは見る。
- 国語は苦手・・・頑張ります。
- 子育てに関して過剰な意見を言わない。
- リモートワークで子育てする機会が増えて、意見を言いがちですが、急に言い出すと相手も混乱します。
そして、書いてて気付いたのですが、部屋にこもらない以外はリモートワークに関係無いかもしれませんね。
まとめ
厚生労働省のデータを見ると、コロナによりリモートワークになったから離婚が増えたことに関係性は低いです。
メディアの報告を見ると、そもそも家事の手伝いをしない前世代的な夫のケースで、これもコロナとの関係性は低いです。
つまり、離婚もリモートワークもコロナも関係無いです。
このことから、リモートワークとコロナを必死に結びつけて、コロナ離婚と騒ぐようにするメディアの努力を感じます。
まあ、メディアは騒ぐのが商売だからと認識しました。
おまけ
手伝いの齟齬について、ねとらぼの記事は凄く、ここまでやる必要は無いですが、こういう行動はとても良いですね。
2020年06月17日更新、NEWクレラップがWeb動画が良いです。
手伝うのでは無く、自分のタスクだからっていうこと!真似したい気持ちです。
nlab.itmedia.co.jp